活動レポート

地域内外から4名の大学生が参加!江津本町で滞在型プログラムを開催しました

開催期間: 2025年3月13日~2025年3月17日
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対象
学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
エリア
関わり方
イベント等に参加する、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根をPRする
分野
地域コミュニティの維持、地域資源の活用、移住・交流の促進、地域の付加価値を高める

江津本町の歴史的建造物を活かしたまちづくりにチャレンジ中

江津市にある「江津本町」は、古くから交通の要所として栄えた地域。かつては多くの人々と物資が行き交う拠点でした。そのため、商家や土蔵、多くの神社仏閣、さらに明治・大正時代の郵便局や役場など、数多くの歴史的建造物が点在。今なお古く貴重な街並みが残っています。

2003年には住民有志による「本町地区歴史的建造物を活かしたまちづくり推進協議会」が発足。歴史と建物、街並みを後世に残すためのまちづくりに取り組んでいます。

景観維持活動や街歩きイベント「ふらり【fula:Re】」開催など、定期的に取り組んできました。しかし、この町も例に漏れず高齢化、人手不足や空き家の増加に頭を悩ませています。そこで今回、関係人口として継続的に江津本町のまちづくりに参加していただける仕組みづくりを企画。その一歩として5日間の滞在型プログラムを開催しました。

★江津本町の歴史と、まちづくりに関する詳細は「天領江津本町甍街道」をご覧ください。

初の滞在型プログラムの様子をご紹介

初日は町の紹介と、まち歩きでじっくり本町を見てもらいました。2日目は「ときまち」で利用者の子どもたちとすぐに打ち解け、一緒にゲームをしたり、外に遊びに出たり。
3日目「本町いらか食堂」では、協力のおかげで予定していた30食提供の大盛況となりました。また、夜は地元住民と交流会の形で食事をともにし、盛り上がりました。
4日目の草刈りは雨天のため中止となりました。

プログラムを開催してみて

最初のまち歩きによって、今まで知らなかった本町の歴史や街並みに、興味を持っていただけたようです。また、「ときまち」では子どもたちと、「本町いらか食堂」と夕食交流会では地元の方との交流が生まれ、まちづくりのやりがいを感じてもらえたのではないかと思います。

今後もまちづくりに興味がある方の受け入れを、継続していきたいと思います。

参加者について

まちづくりや福祉、建築に興味を持つ県内の大学生が参加してくれました。松江在住1名、浜田在住1名、江津在住2名の計4名です。

参加者からのコメント・感想の一部をご紹介

近本大正堂さんの店主の方とお話できて良かった。歴史についてよく知れた。
ある小学生が3日目の「本町いらか食堂」にも来てくれて、声をかけてくれたことは、とてもうれしく、「ときまち」でのご縁のおかげであると感じられました。
滞在してみて、とても運営側、住民側共に地域に対する前向きな姿勢が感じられ、日常を楽しんでおられると思いました。
江津の人たちは凄く温かくて、何か手伝えたらなと日ごろから感じています。

オーナーからのメッセージ

今回ご参加いただきましたみなさんに改めて感謝申し上げます。みなさんのおかげで「ときまち」、「本町いらか食堂」をはじめ、本町の中で活気が生まれ、とても良い時間となりました。今後もご縁が続きましたら大変うれしく思います。

本町ではまちづくりの活動に協力していただける方をいつでも歓迎していますので、ご興味を持たれた方はいつでもお声掛けください!

このレポートのプログラムはこちら

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気軽に投稿して、オーナーや他のサポーターの方との交流をお楽しみください!

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オーナー情報

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本町地区歴史的建造物を活かしたまちづくり推進協議会
活動目的
島根県江津市の江津本町は、古くから交通の要所として栄えた歴史深い街です。江の川の舟運で山陰と山陽を結び、北前船の寄港地としても賑わいを見せたこの地域は、多くの人々と物資が行き交う拠点でした。江戸時代には天領米や石州瓦の積出港として、また明治・大正期には官公庁が置かれ、江津の中心地として発展しました。 しかし、時代とともに街の役割が変わり、江津本町は静かな街並みを残しながらも、人口減少や空き家の増加など課題に直面しました。その中で1999年、建築士会の視察を契機に地域の歴史的価値が再評価され、2003年に住民有志による「本町地区歴史的建造物を活かしたまちづくり推進協議会」が発足しました。 協議会は、街の景観や歴史を活かした地域再生に取り組み、2005年には「まち並み景観整備基本計画報告書」を作成。翌年、住民約300世帯が参加する「まちづくり住民協定」が締結され、地域の意志を一つにして未来を見据えた活動を進めています。
活動実績
2006年~ まちあるきイベント「ふらり[fula:Re]」開催 2018年  明治維新150周年事業「長州藩士慰霊祭」 2020年~ 岡山理科大・江津市教育委員会連携事業「石見焼き窯跡調査」 2024年~ 地域子ども食堂「本町いらか食堂」開催 その他 ・施設、住宅、道路などの外観修景協議 ・まちあるきガイド ・小中学生への歴史教育 <受賞歴> 2013年 第21回 しまね景観賞 奨励賞 2014年 第28回 手づくり郷土賞 一般部門 2017年 第13回 住まいのまちなみコンクール「住まいのまちなみ賞」
活動への想い
江津本町は、古くから江の川舟運や北前船の寄港地として発展した歴史ある街並みを今に残しています。赤瓦の屋根が輝く蔵や、古い寺社仏閣、明治・大正時代の建造物など、ここには時を超えて受け継がれる「物語」があります。一方で、少子高齢化や空き家の増加といった課題にも直面しています。 私たち「本町地区歴史的建造物を活かしたまちづくり推進協議会」は、この街の魅力を未来につなぎたいと思っています。これまでも地域住民、行政、学生、移住者などと協力し合い、歴史的建造物の保存・活用や景観整備に取り組んできましたが、さらに多様な視点やアイデアが必要です。 「しまっち!」を通じてより多くの方がここ江津本町の街づくりに関心を寄せてくれることを期待しています。観光やイベントの企画、SNSでの情報発信、空き家を活用したプロジェクトなど、あなたの興味・得意分野を活かせる場がきっとあります。歴史を学び、地域の人々と交流しながら、新しい挑戦を共に楽しみませんか?
団体HP、SNS情報など
松江市

松江市は、北部に大山隠岐国立公園に指定されている島根半島の景観美しいリアス式海岸、中央部には水鳥の生息地として国際的に重要なラムサール条約湿地に登録された中海・宍道湖、南部には中国山地に至る緑豊かな山々を有する、海・山・緑に囲まれた自然豊かな地域です。素晴らしい景色と古くからの歴史、文化を備え、昭和26年(1951年)から国際文化観光都市として観光や国際文化の振興に取り組んでいます。

安来市

安来市は島根県の東端にあり、山陰地方のほぼ中央に位置しています。西は県都松江市に、東は商都米子市(鳥取県)に隣接しています。緑豊かな山間地から、中海に面する都市部にいたるまで様々な表情を持っており、農業と製造業が盛んなまちです。良質な米やイチゴ、葉物野菜の一大生産地であり、中海沿いには高級特殊鋼を利用した金属加工業を中心とした、多様な産業が集積しています。また、買い物や医療環境も充実しています。生活や子育てにちょうど良い安来市で新しい生活を始めませんか。

出雲市

出雲市は、日本海、宍道湖に面し、斐伊川、神戸川により形成された出雲平野を中心として、北部は国引き神話で知られる島根半島、南部は中国山地で構成される、水と緑豊かなまちです。古代日本国誕生のロマンに溢れる出雲神話のふるさととして、出雲大社をはじめとする多くの歴史的・文化的遺産を有する一方、医療・福祉の充実、近年の道路整備や商業集積の進展により、快適な住空間を形成しています。 同時に出雲縁結び空港、河下港、山陰自動車道と環日本海交流の機能も担える交通拠点でもあります。

雲南市

雲南市は、県庁所在地の松江市と出雲大社のある出雲市に隣接する人口およそ4万人のまち。季節を迎えるゆったりとした空気や、あくせくすることを忘れてしまいそうな「のんびり感」がまちの中を流れている場所です。雲南市では、自らの地域を良くしていこうと地域自主組織による地域づくり「大人チャレンジ」、保幼小中高一貫したキャリア教育「子どもチャレンジ」、さらに志ある若者による地域課題解決に向けた活動「若者チャレンジ」が活発化しています。この3つのチャレンジを連鎖させ、10年後も、20年後も市民みんなで支え合い、いきいきと暮らせる魅力あるまちづくりに挑戦しています。

奥出雲町

奥出雲町は、島根県の東南端に位置する山に囲まれた里山の町です。スサノオノミコトが降臨したと伝えられる出雲神話発祥の地で、神話ゆかりのパワースポットが数多く残っており、古くから「たたら製鉄」で栄え、今でも世界で唯一、たたら操業を行い、日本刀の原料となる「玉鋼(タマハガネ)」を生産しており、「出雲國たたら風土記」として日本遺産に登録されました。また、豊かな自然と気候で育まれたお米は、東の「魚沼」、西の「仁多米」といわれる程とても美味しく、奥出雲町のたたらから育まれた循環型農業は日本農業遺産に認定されています。そして、斐乃上温泉、佐白温泉、亀嵩温泉の三つの温泉があり、これを「奥出雲美肌温泉郷」と呼びます。奥出雲町にあるのは、自然と昔ながらの暮らしと人々のやさしさです。

飯南町

周囲を千メートル級の山々に囲まれた高原のまち飯南町。夏は涼しく、冬は雪景色に覆われる自然豊かなまちです。良質な米や野菜の産地としても知られています。
子育て環境、教育環境の充実にも力を入れており、毎年たくさんのUIターン者が移住しています。「住みたい田舎」ベストランキング2020では、中国地方において総合部門1位を獲得。ちいさなまちだからこそ、一人ひとりに出番と役割があり、一人ひとりが輝けるまちです。

大田市

大田市は島根県の中央部に位置する拠点都市です。世界遺産「石見銀山(いわみぎんざん)遺跡」をはじめ、世界遺産内の温泉街「温泉津(ゆのつ)温泉」、大山隠岐国立公園指定の「三瓶山(さんべさん)」など自然や文化、歴史が残っています。宝島社認定第3回日本「住みたい田舎」ベストランキング総合1位を獲得。移住・定住促進に力を入れています。

美郷町

「美しい郷」の町と書いて美郷町(みさとちょう)。文字通り町内には中国太郎と呼ばれる雄大な「江の川」が貫流し、長い年月をかけて形成された四季折々の美しい田舎風景が広がります。また、「神々の国島根」ならではの神話を題材とした「石見神楽」も盛んな、自然・歴史・文化に満ちあふれた田舎町です。

川本町

川本町(かわもとまち)は、島根県のほぼ中央に位置し、町域を流れる江の川の水運により、古くから栄えた小さな町です。人口約3,300人ですが、豊かな自然や文化のほか、特色ある教育環境があり、子育て環境の充実にも取り組んでいます。子供〜大人まで世代を超えた交流にも力を入れています。

江津市

江津(ごうつ)市は、島根県の中央やや西よりに位置し、中国一の大河「江の川」が注ぐ、日本海に面した場所に位置します。 山陰気候のなかでも比較的北九州型気候に近く、冬季の積雪も少なめです。人々の気質は、一般的に人懐っこくてお節介なため、移住された方々を寛容に受入れてくれます。また、お年寄りや子どもは純朴でかわいらしいのも特徴。

邑南町

邑南町は島根県のほぼ中央部にあり、人口約10,600人で総面積の8割を森林が占める田舎町です。豊かな自然条件に恵まれ、東に江川が流れ、県立自然公園に指定されている断魚渓、千丈渓などの景勝地があります。自然環境のよさを象徴する国の特別天然記念物オオサンショウウオ(ハンザケ)や源氏ボタルが多く生息しています。「田舎」が有す豊かな自然資源やそれらに育まれた恵み豊かな食文化、固有な伝統文化を大切にし、町全体が一体となるよう「和」のまちづくりを目指しています。

浜田市

日本海に面した島根県西部に浜田市はあります。浜田自動車道に直結しており、広島市中心部へ約1時間30分と、都市部へのアクセスは抜群です。また、浜田圏域の地域医療の拠点として浜田医療センターや、地域の活性化と発展に寄与する人材育成を目指している島根県立大学などがあり、都市基盤、生活基盤、自然環境が調和した島根県西部の中心都市です。
海が見える暮らし、山の緑に抱かれた暮らしなど、浜田市で自分のライフスタイルにマッチしたまちを探してみませんか。

益田市

益田市は、北は日本海を望み、南は中国山地が連なっている自然豊かなまちです。益田市を流れる清流・高津川はダムのない一級河川で、何度も水質日本一(国土交通省調査)を獲得しており、沿岸では天然物の大型のハマグリが安定して漁獲されています。また、温暖な気候のため農作物がよく育ち、メロン、トマト、ぶどう等の栽培が盛んです。匹見地域ではわさび、美都地域ではゆずの栽培も盛んです。益田市は、歌聖・柿本人麿や画聖・雪舟の終焉の地としても知られています。

津和野町

津和野町は島根県の西の端に位置しており、旧津和野町と旧日原町の合併により平成17年に誕生した町です。旧津和野町は現在も城下町の面影を残し、歴史遺産と多くの伝統文化に恵まれており、「山陰の小京都」としていまなお多くの観光客が訪れています。旧日原町は清流・高津川を中心とした自然豊かな町で、鮎やツガニなどの川の幸に恵まれています。

吉賀町

吉賀町は、平成22、23、24、25年度、水質日本一を達成した1級河川高津川の水源を有し、安蔵寺山をはじめとした西中国山地の山々に抱かれた山間地で、広島・山口・島根の3県の県境に位置します。古くは津和野街道の宿場町として栄え、現在も中国自動車道六日市ICや国道187号など、山陰と山陽をつなぐ広域交通網の重要な役割を果たしています。長い歴史を持つ有機農業を推進するとともに、高津川流域の環境保全・資源活用によって循環型社会の形成に取り組んでいます。

隠岐の島町

時に優しく時に厳しい表情を見せる母なる海。神秘的な深い森。神も宿るほどの巨木たち。紺碧の日本海に囲まれ「隠岐の島町」には、豊かな自然に培われてきた人情が息づいています。
時代の流れとともに人々の暮らしは変わっても、ここには今も昔も変わらない島の心があります。島に住む人、島を離れた人、島を訪ねる人みんなにとってかけがえのないふるさとでありつづけます。

海士町

島根半島から沖合約60Km、日本海に浮かぶ隠岐諸島の一つ「中ノ島」を「海士町」といい、面積33.52km2、周囲89.1 kmの1島1町の小さな島です。対馬暖流の影響を受け豊かな海と、日本の名水百選にも選ばれた天川の水をはじめとする豊富な湧水に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の島です。承久の変で、隠岐国へ配流となった後鳥羽天皇がその生涯を閉じるまで過ごした島として知られます。

西ノ島町

日本海にある隠岐諸島は有人島が4つあり、2番目に大きな島が西ノ島です。西ノ島町は、漁業・観光・畜産の3つを基幹産業とし、漁業を中心に多くのIターン者が移住しています。
漁業就業者以外のIターン者を含めると約690人となり、人口の24%となっています。また、きめ細かな福祉に取り組んでおり、田舎の良さを生かしたまちづくりに取り組んでいます。

知夫村

知夫村は、隠岐諸島のひとつ知夫里島(ちぶりじま)にある人口640名程の小さな離島であり、島根県で唯一の村です。近年、村のUIターン政策や都会の子供を受け入れる島留学などにより、移住者が増加しています。美しい海と牛が放牧されている牧歌的風景、そして小さな離島ならではの地域住民との交流が自慢です。離島に興味のある方、移住を検討されている方、一度訪れてみませんか?

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