活動レポート
“試験も成績もない”大人のための学校「つわのホイスコーレ’26春」を開催しました!
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- 学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根の○○を学ぶ
- 分野
- 地域コミュニティの維持、移住・交流の促進、人材育成
「立ち止まることを当たり前の文化に」。つわのホイスコーレ、活動中!
はじめまして。私たちは「雨と歌とラタトゥイユ」といいます。
豊かな自然と個性豊かな仲間に恵まれた津和野町で、「デンマークの大人のための学校『フォルケホイスコーレ』を津和野でもやりたい」という声に惹かれて集まった、対話や教育などに関心のある若者たちによるチームです。2022年6月から、「つわのホイスコーレ」を開催しています。
「なぜ雨・歌・ラタトゥイユなの?」と思われる方もいるかもしれません。
みんなで作戦会議をしながら作ったご飯は、野菜たっぷりの、温かくて美味しい「ラタトゥイユ」でした。そのラタトゥイユを食べ、自然とみんなで歌いだし、そして雨が降ってきて――。
そんな私たちのはじまりの日になぞらえて、「雨と歌とラタトゥイユ」と名付けました。
「フォルケホイスコーレ」とは?
試験や成績が一切ないことが特徴で、さまざまな背景を持つ人たちとの関わりの中で、自分の興味のあることを見つけたり、新しいことにチャレンジしたりしながら、自分の生き方を考えることができます。
会話を重ねること、ともに過ごす時間や暮らし、そして追究や探求を通して、自分の人生を自分で選び、築いていく。そんな大切な学びの場となっています。
「フォルケホイスコーレ」についてもっと知りたい方は、こちらをご参照ください。 → 一般社団法人IFAS
※一般社団法人IFASは、日本でフォルケホイスコーレを広める活動をしている団体です。
2026年春の「つわのホイスコーレ」を開催しました!
2泊3日暮らしをともにしながら、地域で活動する人々に出会い、他者との関りを通して自分への気付きを深める「つわのホイスコーレ」。
今回のプログラムでは、「しまっち!」サポーターさんに当日の料理、記録写真の撮影、準備物の運搬や参加者の送迎、事後のインタビューを行い、今後の企画への協力をお願いいたしました。今回は学生4名、社会人6名の方が参加してくれました。
当日のメインのプログラムの様子も交えて抜粋してご紹介します。
1日目
津和野に来たことがある方も初めての方もいましたが、哲学者の言葉をひとつ持ち、その言葉にぴったりくる景色を探しながら街を歩きます。
初めて出会う街の中で何に惹かれるのでしょうか。違う視点をもって歩く町でどのように感じるのでしょうか。
当日雨が降ってきたので早めに室内に戻りました。振り返りの時間がゆっくりとれました。
2日目
津和野で暮らす人や活動する人と、普段は町外県外で生活する人。高校生と大学生と社会人。様々な背景を持つ人が場を共にする化学反応を楽しみました。
この日は午前中、一緒にご飯を作り、食事後ワールドカフェを行いました。
午前中の食事作りは、地域で採れた食材を見て、調理方法のアイデアを出し合って作ります。戸惑いながらも自然と会話が生まれたり、自分の役割を見出したり、新しいことに挑戦したり。エネルギーが生まれる時間でした。
午後のワールドカフェでは、高校生・大学生・社会人、また津和野の出身、津和野に住んでいたことがある人、津和野の移住者、津和野町外島根県外の方が混ざりあったグループに分かれて対話を繰り広げました。
津和野町や自分の地元の未来に思いを馳せたり、大人や働くことについての対話を重ねながら、大テーマ「未来の自分のために、明日、殻を破るには?」を考えました。
3日目
1日目、2日目に出会ったり、考えたりしてきたことを踏まえて、これから持ち歩きたい問いづくりをしました。
短い時間の中でしたら、一人ひとりが、今のそれぞれの自分の思いを丁寧に向き合い、今大事にしたいと感じていることを言語化する時間。明日から自分の日常に戻ったときに、その日常がより自分によって豊かになっているといいなと思います。
プログラムを開催してみて
今回、「つわの学びみらい」の教育魅力化コーディネーターの方や、地域食堂somemoreさんに協力していただき、地域の高校生、大人、つわのホイスコーレの参加者とが、食と対話をともにする場を持つことができました。
3日間ゆとりをもったプログラムにし、参加者がフリーになれる時間を設けています。その時間で参加者は、参加者が自分の足で自分が惹かれる津和野に出会ったり、プログラムの中で感じたことを自分の中に落とし込む時間にしたりしています。
プログラムと余白のバランスが取れることで、予定不調和を楽しめるようになり、津和野町そのものの魅力に参加者自ら気づくことも多いようです。
参加者について
サポータ―の方には、当日の料理、記録写真の撮影、準備物の運搬や参加者の送迎、事後のインタビュー、今後の企画への協力をお願いいたしました。4名の方が当日または後日の企画運営をサポートしてくださいました。当日は他の参加者や地域の方と積極的に交流を楽しんでいたようです。
食事作りでは、参加者の出身国であるデンマークのチーズリゾットを作ってくださいました。他の方にも好評で、食を通して異文化交流が図れたのもいい機会でした。
参加者の声や感想をご紹介
◎津和野での体験は私の理性より感性に訴えかけてくるものがありました。
◎忙しい中でも余白時間をつくることって本当に大事なこと!忙しく生きてて立ち止まることをしていない社会人・学生の友だちにおすすめしたい!
◎津和野高校生の津和野愛と地域の人たちのつながりを感じた。
◎最初は津和野で過ごす理由として参加したけど、気づいたらつわのホイスコーレを楽しんでいる自分がいた。
オーナーからのメッセージ
津和野という地域そのものに人を惹きつけ、気づきをもたらす魅力があると感じています。津和野で培ってきた文化や、今津和野に根ざし活動する人々の思いに触れる中で、自分との対話、気づきのきっかけとなるプログラムを試走中。ぜひご自身の強みを生かして、運営のお手伝いいただけると嬉しいです。
私たちは、一人ひとりが自分らしく生き、社会の一員として声をあげられる人が増えることを目指して、立ち止まり自分に向き合う文化をつくる活動をしています。
大人が日常を離れて自分に向き合う場づくりにご興味ある方、一緒に活動していきましょう!
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- 雨と歌とラタトゥイユ
- 活動目的
- 日常から離れ津和野の自然や文化の中で、ここでの出会いを楽しみながら、他者と対話し自分と対話する時間を通して、人生における大切な気付きや問いが見つかればと、場を開いています。
- 活動実績
- 雨と歌とラタトゥイユの活動 ・つわのホイスコーレ 8回実施33名参加 ・近隣向けの対話の場 5回実施11名参加 ・映画「自由な学校」上映会 2日間で77名参加 ・地域のシェアキッチンにて毎月1回「北欧カフェ」 ・毎月11日オンライン対話の会「夜カフェ」
- 活動への想い
- こんにちは、つわのホイスコーレ言い出しっぺのちずです。私は、デンマークのフォルケホイスコーレに触れた経験から、「大人が何度でも立ち止まり、やり直せる場所」が日本にも必要だと感じるようになりました。フォルケホイスコーレは、学歴や年齢、職業に関係なく、人びとが自分の言葉で語り合い、共同体の中で成長していく学びの場です。その精神は、忙しさの中で自分の暮らしや本音を見失いがちな、今の日本の大人たちにこそ必要なのではないかと思っています。 日本にも生涯学習や学びの場はありますが、本当に学びを必要としている人に十分届いているかというと、まだ課題があるように感じます。仕事中心の生活の中で、「このままでいいのだろうか」と感じながらも、立ち止まる余裕がない人は少なくありません。フォルケホイスコーレの存在は、「人生に決まった筋書きはない」「休んでもいいし、別の道を選んでもいい」と、そっと背中を押してくれるものだと思います。私自身も、仕事に偏りがちな暮らしへの違和感や、生きづらさへの問いを通して、その必要性を強く実感してきました。 日本でフォルケを始めたいと考える中で、津和野という土地との出会いも大きな意味を持っていました。偶然暮らすことになった津和野で、対話や場づくりに関心を持つ仲間と出会い、自然と共にある暮らしに触れる中で、「ここならできるかもしれない」と思えるようになったことが、つわのホイスコーレの始まりです。 私たちつわのホイスコーレが思い描くフォルケホイスコーレの大切な軸は、まず自然に癒されることです。豊かな自然、美味しい食べ物、心地よい音に身を置くことで、疲れた心と身体が自然とほぐれていき、自分にとって心地よい生き方や環境を考えられるようになると思っています。自然と共にある暮らしは、思い通りにならない現実も含めて受け入れる力を育て、肩の力を抜いて生きる感覚を取り戻させてくれます。津和野だからこそ伝えられるこの体験を通して、つわのホイスコーレは、大人が自分の人生を問い直すための「きっかけの場」であり続けたいと考えています。








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