活動レポート
「みんなでつくる会議」津和野会議を開催しました!
いいね!で応援する
この活動レポートの登録情報
- 対象
- 学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根の○○を学ぶ
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、移住・交流の促進、地域の付加価値を高める、人材育成、地域経済への貢献
津和野まちとぶんか創造センターです!
津和野を拠点にして「学び」でまちづくりを行なっている一般社団法人津和野まちとぶんか創造センター(TMC)です。私たちは「キャンパスのようなまちづくり」をスローガンに、「学び」を軸とした中高校生、大学生、社会人、専門家が協働して行う地域づくりを行っています。
これまで、国際地域会議「津和野会議」を2019年から毎年12月に開催。その連携事業として「つわのカレッジ」を2023年から開始しました。
合わせて、活動拠点となるコミュニティカフェ、長期宿泊が可能なゲストハウスを整備中です。
今回は多くの方に関わっていただきたく、昨冬、5回目を迎える『津和野会議2023』の運営サポーターを募集しました。
津和野会議とは
『津和野会議』は元より、未来を担う次世代、様々な分野の専門家や研究者、活動家、社会人、そして出自が異なる多様な人々と、地域や現代社会が持つ様々な課題について議論し、対話する国際地域会議です。この会議は、「みんなでつくる」「まち全体をつかう」「丸一日をつかう」という特徴を持ち、津和野の城下町全体を「キャンパスのように」することで、多くの偉人を生み出したこのまちが持つ人材育成の文化に少しでも近づき、日本全体の大きな課題である地域再生や持続可能な社会づくりに貢献したいと考えています。
【みんなでつくる会議】
ここでは誰かの話を一方的に聴くだけの立場の人はいません。一人一人の参加者は全て話題提供者であり、聞き手であり、企画者でもある共創型会議を目指しています。
【まち全体をつかう会議】
津和野は山に囲まれ、交通手段も限られています。通常、交通の便の悪さはネガティブな要素として捉えられますが、それを会議形式の一つの要素として、丸一日使って、話したい人と話したいだけ話すことを楽しめるプログラムとしました。本来の「シンポジウム」を津和野会議は体現します。
【丸一日をつかう会議】
津和野の伝統的区域は、江戸期からの都市構造をそのまま残し、徒歩移動を前提としたコンパクトタウンです。まち全体を会議場とし、参加者は城下町を歩き、景色や人々との対話を楽しみながら、インスピレーションを高められる会議です。
当日の様子
12月1日(金)、2日(土)に、5回目となる国際地域会議「津和野会議」を開催。当日は中学生から大人まで、全国から130名の方にお越しいただき、過去最高の参加者数、及びプログラム数での実施となりました。
運営サポーターは15名の方に参加いただき、改めて、当日運営サポートをしていただいたみなさま、ありがとうございました。運営チームは早朝より集合し、地元高校生ボランティアも同席の下、当日の流れや役割の確認を行っていきました。
午前中のプログラムでは、「キーノートセッション」では、登壇者3名の方の講演やディスカッションが行われました。
昼食後は午後のプログラム「まちなか会議」。町内の飲食店や文化施設に分かれ分科会を行いました。サポーターのみなさんには、会場の準備や参加者の方の誘導などにご協力いただきました。
すべてのプログラム終了後には交流会も実施。運営も参加者もこの二日間を振り返ったり、引き続き議論をしたり、最後まで話が尽きない一日となりました。
サポーターの声を一部ご紹介します
- 多くの地域の方と交流できて良かったです。
- 今回出会った人、地域の方問わず今後も繋がりっていきたいです。これからも当プログラム以外でおもしろそうなイベントがあれば参加していきたいです。
- 津和野の食べ物、飲み物が美味しいので引き続き購入したいと思います。今後はもっと津和野の歴史などについて知りたい。
最後に
例年以上の規模となった津和野会議は運営サポーターのみなさまのご協力のお陰で、最後まで走り切ることができました。また来年も津和野会議を開催予定です。今年の反省を活かし、来年もよりよい場となるよう計画していきたいと思います。
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- 一般社団法人津和野まちとぶんか創造センター
- 活動目的
- 津和野をはじめ、地域のまちづくりのあり方をともに考え、活動するために、津和野を拠点に「学びづくり」「場づくり」「関係づくり」、そして「生活環境の向上と新・地場産業の生成基盤」事業に取り組んでいます。
- 活動実績
- 2017年に当団体の前身である「津和野スクール」が発足してから、津和野町内の学校の授業支援や、町中で展開する独自の教育プログラムを通し、子どもたちの好奇心を喚起し、実践的な学びとその環境づくりを行なってきました。同時に、地域の未来を考える対話の場をひらき、町民や移住者、中高生、そして関係人口とこれからの町のあり方ついて考えてきました。 ・旧津和野藩家老多胡家屋敷と庭園を公開(2018) ・島根県立津和野高等学校の「総合的な探究の時間」サポート(2018〜) ・国際地域会議「津和野会議」(2019〜) ・活動をより本格化するため一般社団法人化(2020) ・津和野高校生とともに「空き家活用プロジェクト」実施(2020) ・高校生と改修した空き家(TAGO HOUSE ANNEX)が、日常的に高校生や大学生、地域の人が訪れる地域の拠点となる(2020) 国際地域会議「津和野会議」を2019年から毎年12月に開催しています。その連携事業として「つわのカレッジ」を2023年から開始。 合わせて、活動拠点となるコミュニティカフェ、長期宿泊が可能なゲストハウスを整備中。
- 活動への想い
- TMCはこれまでの教育活動を基盤に、民間の力を集め、まち全体で世代を超えた人たちが参加できる学びの場のデザインを行い、「学びのまち」という、津和野の旧来の地域価値を復興し、産業振興、文化の創造にも波及する事業を目指し活動していきます。 私たちが目指す津和野の未来は、子ども達から社会人まで学べる、まち全体がキャンパスのようになった、「学び」が中核となったまちのすがた。 世代を超えて様々な人々の「学び」に、「歴史・伝統的な津和野」が生き生きと活用され、未来に向けた「創造的な津和野」へと転換していくこと。 それがTMCが描くVISIONです。 つわのカレッジは現段階で、このまちLABの他、フード、アート・文化、メディア、産業の5つのLABを並行させ、それぞれ連携し合っています。まちLABだけでなく、より多視点でまちを見るスコープを備えて、地域のポテンシャルを見つけ出していきたいと思います。
この活動レポートのコメント
質問やオーナーへのメッセージなどをコメントしていただけます。
気軽に投稿して、オーナーや他のサポーターの方との交流をお楽しみください!