活動レポート
20名以上が参加!第2回「草刈り応援隊」で田んぼも心もスッキリ!?
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- お子様連れ歓迎、学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、ちから仕事で貢献する、スキルや知識を活かす、地元の人と交流する、島根の○○を学ぶ、島根をPRする
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、移住・交流の促進、地域の付加価値を高める
お米の産地・雲南市吉田町で草刈りイベント!
「草刈り応援隊」とは文字通り、田んぼの周辺に生えた雑草を草刈り機で刈り取るイベントであり、そこへ参加される方のチーム名です。 私たちの活動拠点でもある雲南市吉田町の宇山地区は、昼夜の寒暖差が激しいうえに、キレイな水が注がれるお米の産地。ここで収穫されるお米は、「うやま米」として人気なんですよ!
コロナ禍のため、地区外からの参加者募集をストップしていましたが、今年度から募集を再開。久しぶりの開催となった今年度第2回の「草刈り応援隊」では、地区内外から20名以上の方々に参加いただきました。
早朝8時に現地へ集合し、まずは草刈り機のレクチャーから始まります。簡単に草を刈れる機械ですが油断は禁物。熟練者さんも、不慣れな方も安全第一で草刈りをしていただくため、事前に注意点をお伝えします。
その後、草刈り機を持って現場へ。マイ草刈り機を持っていない方には、草刈り機を貸出ますのでご安心ください!その後は休憩を入れつつ、午前中いっぱい草刈りタイム。
草刈り機で草を撫でるように動かすと、おもしろいぐらいに刈れていきます。案外、夢中になってしまうので、「休憩入れてくださーい!」とお互いに声掛けも。目の前の草刈りに没頭していると、みるみるうちに田んぼがキレイになっていくので、ハマっちゃう人もおられそうです(笑)。
多い時には50名以上も!全国の先進課題地域で話題に
お米作りには様々な工程がありますが、その中でも欠かせないのが草刈り。ですが、宇山地区に限らず中山間地域には働き手が少ない・・・。雑草、放っておくと米の品質にも関わるため無視できないんです。
おいしいお米を作りたい!けど、人手が足りない!こういったジレンマの中、スタートしたのが「草刈り応援隊」。今から約6年前、島根県松江市の米穀店『藤本米穀店』さん、そして宇山地区で活動する地域団体、私たち「里山照らし隊」のメンバーが企画したのが「草刈り応援隊」です。
“草刈りをイベントみたいに楽しめるものに!”そんな思いで始めた企画ですが、気が付けば約6年に渡って続いています。
6年間の間には、ありがたいことに全国各地から参加いただきました。多い時には50名を超える方々が参加されたことも!
中には愛知県からご家族で参加された方もおられ、その方たちは何度もご参加いただきました。私たちにとっては当たり前の田んぼ。ですが、都会の方から見ると“田んぼに生えている稲”が新鮮だったそうです。
コロナ禍で中々、県外からの参加が難しかった「草刈り応援隊」。ですが、これまでの参加者の方の中には、“今年は草刈りやるの?”や“島根のお米食べてるよ”なんてうれしい言葉もいただきました。
国民食であるお米ですが、その就農人口は本当に少なくなってきています。たかが草刈り、されど草刈り。草刈りをイベントとして楽しむ「草刈り応援隊」の取り組みは、就農人口減に悩む、似たような境遇の自治体から注目を集めているそうで、視察に訪れる方も少なくありません。
【草刈りに参加する→地域にふれる→地域のファンになる】そういった関係人口創出の一端を担えたらうれしいですね!
草刈りだけじゃない!里山をワクワクで盛り上げたい
私たち里山照らし隊では、「草刈り応援隊」のほかに、様々な交流事業を通して、地域外から来訪者を呼び込む活動を行っています。
木炭蓄電器事業、林業体験、森林浴、森林スポーツといった「あわいの杜」プロジェクトなどなど。地域がより豊かに、幸せになるために、活動を続けていきたいと思っています。
「草刈り応援隊」はイベント感覚で参加できる草刈り体験。今年度は2022年8月20日(土)に第3回目を開催する予定です。草刈り機を触ったことがなくてもOK!何となく体を動かしたい、そんな気持でもOK!
草刈り後にはお弁当も配布します。草刈りでひと汗かいた後、キレイになった田んぼを眺めながらいただくご飯は格別ですよ~。
周辺には温泉もあるので、帰りにひとっ風呂浴びるのもおすすめ!(笑)
みなさんの草刈り応援、お待ちしてま~す!
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オーナー情報
- オーナー情報
- 里山照らし隊
- 活動目的
- 人口減、高齢化の地域を関係人口との協働で活力・持続性を保つために、多様な事業を実施する。
- 活動実績
- 1、地域の農山村景観や環境を保全する事業として「草刈り応援隊」を3回/ 年、6年間継続している。 2、活動拠点周辺の山林をフィールドとして、「森と親しむ」「森林整備」 「森林スポーツ」などの各種イベントで森に人を呼び込む。 3、未利用森林資源から電気エネルギーを蓄める技術、「木炭蓄電器」開発 の社会実験。
- 活動への想い
- 人口、産業、地力いずれも衰退が著しい地域に、多くの関係人口が参画する仕組みをつくり、彼らの「力」「技」「知恵」「情報」など多様な資力が地域にもたらされることで育まれる地域のポテンシャルを、無理なく楽しみながら活かしていきたい。
- 団体HP、SNS情報など
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