活動レポート
10代の助っ人も!コウノトリのまち@雲南市で環境整備を実施しました
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、ちから仕事で貢献する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、地域の付加価値を高める
コウノトリが安心して暮らせる環境づくり
こんにちは!「コウノトリの会春殖」です。私たちは雲南市大東町の春殖(はるえ)地区で、”特別天然記念物”コウノトリとともに、すべての生物が安心して暮らせる環境づくり、地域づくりに取り組んでいます。
雲南市では2019年に「コウノトリと共生するまちづくり」をスローガンにビジョンを策定。コウノトリをシンボルとして、環境にやさしいまちづくりを進めていくことに加え、雲南市のブランド価値の向上も目指しています。
そういった背景のある雲南市で、私たちは主にコウノトリの餌場の整備に取り組んでいます。先日7月6日には、ほか地域からのサポーターも交えて、環境整備を実施。今回はその時の様子をご紹介します!
高齢化地域に若手が3名も参加してくれました
当初は6月23日開催予定でしたが大雨のため延期。代替開催となった当日、心配された天気にも恵まれ、無事に開催できました。
この日は餌場となる「春殖ビオトープ」の環境整備が中心。「しまっち!」サポーターの方にも草刈り機などを使って、私たちと一緒に作業していただきました。
「しまっち!」経由でご参加いただいたのは、雲南市在住の40代の方が1名、東京在住・松江市在住の10代の大学生が2名も参加。高齢化が進む地区にあって、若手に参加いただけるのは、それだけで元気がもらえますね!
そしてなんと、コウノトリがビオトープまでの道すがらの田んぼにいて、プログラムを見守ってくれました!
プログラムを開催してみて
私たちの会は、ほとんどが70歳以上の高齢者。そんな中、来てくれた3名は40代1名、10代2名と、若者が興味関心を持って参加してくださいました。今の若い方は、地域や地方に次世代の担い手がいない現状を知識として理解されています。しかし、《担い手がいなくて困っている側》の発信が少ないため、どう関わって良いのかわからない、困っておられるというのを実感。
今後はどのような問題や課題、何がしたいのか伝えたいのかを明確に、分かりやすく発信し、活動の幅を広げていきたいと思います。
参加者からのコメント紹介!
★こんなに地域や環境に良いことをしていても、発信力がなく若者に活動が知られていないことはもったいない!
★コウノトリを間近に見られて良かったです!
★島根の人はやさしいですね!
最後にメッセージ
参加者のみなさん、この度は本当にありがとうございました。
みなさんが来てくれることで、少しでも地域の豊かな資源と、人間の本来の心のゆとりや温かさ、うんなんの魅力を伝えることができます。
何もないと思われがちな地方ですが、その都市部や現代のIT社会とはかけ離れているからこその魅力を、持ち続けていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
斐伊川流域に棲む5種群の大きな水鳥たちをシンボルにした環境づくり・地域づくりをすすめるプロジェクトです。人もいきものも将来にわたって健やかに暮らし続けることのできる環境をめざして…
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オーナー情報
- オーナー情報
- コウノトリの会春殖
- 活動目的
- コウノトリが安心して暮らせる環境づくりと地域づくりに取り組んでいます。 ①住みやすい環境づくり ②情報収集・広報啓発活動 ③関係機関との連携
- 活動実績
- コウノトリのペア「げんきくん・ポンスニ」の見守り クオカードの販売(募金)活動と共に、市・県に環境整備を要請 除草作業やビオトープを通した餌場の確保 ビオトープなどでの生き物調査
- 活動への想い
- コウノトリが、私たちの住む豊かな自然環境を選んでくれた。そこから始まったコウノトリとの共生。コウノトリの子育て支援グループとして立ち上がったこの会は、コウノトリが安心して暮らすことができる環境づくりに取り組んできました。活動から見えてきた私たちの目的は、日本でも稀な程の水と大地の育む自然環境と多様な動植物の棲む貴重な斐伊川水系の環境を、市の普遍的な財産として、みんなで無理なく楽しみながら次世代に継承していきたいと考えています。
- 団体HP、SNS情報など
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