コミュニティ
農業を通じた異文化交流を!【イズモ・アグロブラジル】
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このコミュニティの内容
- 目的・趣旨
耕作放棄地を活用してキャッサバなどブラジルで食べられている野菜を栽培し加工。
出雲の地域でキャッサバやケール、ビーツなどの野菜の利用方法や「食」を通じた交流を
- オーナー
- イズモ・アグロブラジル
- 対象
- お子様連れ歓迎学生歓迎おひとり様歓迎初心者歓迎だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加するちから仕事で貢献するスキルや知識を活かす地元の人と交流する島根の○○を学ぶ
- 分野
- 地域コミュニティの維持地域資源の活用移住・交流の促進社会的弱者への支援地域の付加価値を高める地域経済への貢献
わたしたちイズモ・アグロブラジルのこと
地域課題となっている耕作放棄地を農地化し、出雲で生活している主にブラジルの方たちが、農業に携わる事業に取り組んでいます。
キャッサバやビーツなどの野菜を出雲で栽培・加工・商品化し、日本人とブラジル人の交流を行っています。
活動の背景
私、代表の滝浪実セルジオは、日系ブラジル人でブラジルで生まれ、来日して30年以上が経ちます。
現在は出雲市でブラジル料理店「PAIZAO(パイザオ)」を営みながら、市内で暮らすブラジル人をサポートしています。
「ブラジル人が、農業を通じて楽しく生活できるようにしたい」と農業で自立したいブラジル人を支援するのを目的に、2020年12月に任意団体「イズモ・アグロブラジル」を立ち上げました。遊休農地を借り受け、農業を希望するブラジル人に貸し出す取り組みを開始し、現在は大社町を中心に約2㌶の畑を借り受け、ブラジルの主食であるフェイジョン豆やキャッサバ芋などのブラジル野菜を露地栽培し、ハウスでケールやクレソンを育てています。
活動に共感してくれるひとたちと一緒に交流したい!
いつも「移住してきたブラジル人達の役に立ちたい」と考えて、“何かしたい”と行動を続けてきました。その中で、農業の継承者がいない畑を知人の伝手で知り、無料で貸してもらえることになったのがキッカケとなり「イズモ・アグロブラジル」を立ち上げました。現在では引き継いだ畑を日本ではあまり食べられていないキャッサバやフェイジョン豆などを作る新しい農業へと発展させて野菜を地域に出荷し「paizao」でも販売して活動を広めています。
イズモ・アグロブラジルの活動について
「地域のみなさんとの交流を楽しみながら、活動をPRしています。」
みなさんにメッセージ
「農業通じ多文化共生へ」 グローバルな農園目指します。
さまざまな国の人が農業という共同作業を通して互いの文化を学び合うことで、新たなモノやコトも生まれます。自分たちが丹精込めた野菜が市民の食卓に上ることは、参加者の自信につながるはず。「栽培した野菜を販売することで、所得向上や地域に溶け込むことにつながる」「農業を通じて、多文化共生から生まれた出雲の新たな魅力が発信できればうれしい」そう思い活動しています。
「地域に根付いた農業」を広めたい!
そこには「人と人との繋がり」や「満たされる仕事」を多くの人に伝えていきたい思いもあります。 「移住して日本で暮らすブラジル人達が畑を通じて楽しみながら暮してくれれば、それで嬉しい。”ここに長く住もう”そう思わせる力が、農業にはあると信じています」 野菜や果物は育っていくから子どもみたいで気になって帰れない。だから、これからは畑でブラジルの果物も育ててみたいです。今後は栽培した作物の販路を確保していきたいです。まもなく出雲市佐田町の新しい加工工場が動き出します。引き続き、活動のPRをしていきますが皆さまも協力応援よろしくお願いします。
もし良かったら・・・
- 「イズモ・アグロブラジル」の畑にお手伝いにきてください。
- SNSなどを通じて「イズモ・アグロブラジル」の活動PRのお手伝いをお願いします。
- ブラジル野菜に興味をもってくださった方、ぜひ購入して家庭でも料理して美味しく食べてください。
- マルシェ出店や収穫イベントなどイベント運営のお手伝いをしてくれる方、ご協力お願いします。
(しまっち!で募集したらぜひ参加申込みしてください!)
パンフレットはこちらからダウンロードできますので、ご覧ください。
オーナー情報
- オーナー情報
- イズモ・アグロブラジル
- 活動目的
- 〇出雲に定住を希望する日系ブラジル人の農業による副収入の創出に寄与し、地域定着を図ります。→プロジェクトの最初の5年間は試験的事業と位置づけ、日系ブラジル人の参加人数20人、栽培面積5haの規模を想定しています。 〇地域の耕作放棄地を農地化し地球環境美化にも貢献するとともに、持続可能な農業の確立もめざします。 〇地域の住民との多文化共生交流をめざします。 〇ブラジルで食べられているキャッサバなどの野菜を日本人コミュニティでも販売をめざし、新しい食文化の創造に貢献します。
- 活動実績
- 【1年目】 ふるさと島根定住財団から助成金を得て、トラクター、ハウスなどの農業設備を整え、約2haの耕作放棄地を畑に整地しました。ハウスは既存の農家さんが辞められ、放置されていたハウスの骨組みを借り受け、自分たちでビニールを張り、使用できるように整備致しました。 【2年目】 取れたキャッサバ、フェジョン豆、ケール、ビーツなどの野菜を使って、食品を開発することを始めました。栄養士の資格がある方に有償ボランティアで商品開発をしていただき、 キャッサバカレーなどを出雲市長さんにも試食していただき、高評価をいただきました。 また、出雲市内の学校給食にキャッサバなどを使っていただき、ブラジル食を子どもたちに提供させていただきました。 【3年目】 販路拡大のため、加工工場の入手を検討し、また、市内のスーパーなどのマーケットで販路拡大を企画、数店舗で置いてもらえるようになりました。また、キャッサバの苗も育成し地域の人々に販売、地域でキャッサバを育ってもらえる機会をつくりました。また、キャッサバフェステバル、マルシェ、料理教室などを企画し、キャッサバなどを使った食品の認知を図りました。また、キャッサバを使った焼酎を市内の酒造会社に依頼。 【4年目】 加工販売部門の新たな会社設立を計画し、現在進行中。 畑の規模も4haに拡大中。
- 活動への想い
- 米中貿易摩擦・コロナ禍による日系ブラジル人の雇用は大変不安定なものがあります。また、日本人コミュニティとの交流の少なさ、言葉の壁などによる就職機会の少なさなどがあるなか、出雲市在住の日系ブラジル人約3000人の3分の1は市内に定住を希望しています。不安定できつい派遣労働の傍ら、それでも出雲の地域での定住を望んで、「農業」とい新しい道で雇用を自らの手で開拓していきたいです。安全で安心な出雲の地域で子育てをして、祖父母の祖国である日本の地で、堅実な生活を築きたいといった思いがあります。そのためにも、日本社会に溶け込み、日本人の方々と協力しながら、高齢化・耕作放棄地増加などの日本の農業問題にも一石を投じ、貢献していきたいです。 稼げる農業を一刻も早く確立し、リーダー頼みではない仕組みづくりをしっかりと作っていきたいです。文化摩擦もお互いに譲歩し合いながら新しい地域づくりに貢献していきたいです。また、オーガニック農業を通じて自然にも人間にもやさしい、地球の生態系をできるだけ壊さないような新しい農業の確立にも貢献していきたいです。
- 団体HP、SNS情報など
- 担当者電話番号
1 コメント
「いずも産業未来博」では、キャッサバフライがとても美味しかったです。ブラジルは、出雲の気候と違って農業も大変ではないですか?
応援しています。私たちも、ボカシ作りや竹炭を作って畑へ利用しています。畑への投入資材作りなど一緒に出来たら良いですね!
また、よろしくお願いします。