活動レポート

松江市東出雲町“ほし柿の里”で「柿収穫&干し柿づくり体験」を開催しました

開催期間: 2024年11月9日~2024年11月10日
7

いいね!で応援する

この活動レポートの登録情報

対象
学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
エリア
関わり方
ちから仕事で貢献する、企画・運営に携わる、地元の人と交流する
分野
地域コミュニティの維持、地域資源の活用、社会的弱者への支援、地域経済への貢献

「ほし柿の里」を拠点に地域活性化にチャレンジ中

私たち「M20なかみちベース」は、「ほし柿の里」として有名な松江市東出雲町の上意東畑地区で、古民家再生と農業活動を通じ、地域活性化に取り組んでいます。

そして、この場所を活かし、古民家と畑を拠点に、山里に人が集う場を作るべく大きく3つの分野にチャレンジ中。
古民家の再生:1軒丸ごと修復し、人が集える拠点をつくる
柿畑の再生:畑を復活させ、農作業の喜びを体験できる場をつくる
集落の活性化:山里に人が集い、集落と農の未来を活性化する

拠点となる古民家です。こちらの再生プロジェクトも私たちの取り組みのひとつ。

活動開始してからの3年間、地元の同級生つながりで仲間を増やしつつ、地道に母屋&柿畑の復活に取り組んできました。その結果、昨年は柿が豊作に。さらに今年はもう1畑を預かり、週末農業とDIYを行っています。

より多くの方に、里山と農の持続に関わっていただきたいと考え、通年で体験企画を実施することになりました。その第1回として、農作業体験活動「柿の収穫作業」と「干し柿づくり体験」を企画。11月の2日間にわたって開催し、初日は7名、2日目は4名に参加いただき、天候にも恵まれて作業を行いました。

当日の様子

今回の作業は「柿の収穫」と「干し柿づくり体験」。
しまっち!からサポーター2名が参加してくれて、準備~作業の補助~片付けまで大変助かりました!

まず、晴天と遠く中海を眺められる畑で西条柿を収穫しました。高枝切りバサミも使いながらみんなで柿を収穫。干し柿として吊るせるよう、実の付け根の枝をTの字に整えていきます。
目の前にほど良く熟した熟柿がたくさんなっていたので、剪定をしながら、採りたてをパクリ。畑で味わう熟柿は最高の味ですね!

今年は夏の猛暑と、10月まで続いた残暑の影響で多くの柿が生理落果。残った柿も早くに熟してカラスの被害にあうなど、全体的に収量が少ない年となりました。そんな中でも2日間ともコンテナが一杯になるまで収穫して撤収。

2つ目の作業は、干し柿づくり体験。最初に柿の上部の「へた」部分を機械で皮むきします。

この地域で集落を上げて干し柿づくりに取り組むようになった時代、台数限定で発注・製作された「輪まわし」機という機械があります。この貴重な初代マシンが我が家にも眠っており、この機械を使って柿のへたを取ります。

その後、手分けをして皮をむき、柿紐に吊るしていきます。
お昼に簡単なBBQをした後、午後はワークショップを行いました。この山里と畑の風景、農業をいかに持続していくか、様々な意見が出され、とても有意義な時間に。

参加者の声

2日間それぞれワークショップを行いましたが、こんな意見が出されました。

伝統の干し柿と柿小屋の風景、この暮らし・ストーリーに参画することを価値体験として提供してはどうか。
一年を通じた農作業体験プランがあると良い。オーナー制度の発展形として、四季折々の活動に参加できるプランがあって良いのでは。
四季を通じての農作業体験では、とにかく草刈りが大変。ここに参画いただけると、消毒や摘果などより生産の質向上につながる作業に着手できる。
短期間での移住体験。空き家での宿泊、1週間~1ヶ月程度の移住体験、夏休みの子どもの移住体験、家族でのミドルステイなど。
観光+農作業体験のツアー。「もの」より「こと」「体験」を求める方が多くなっており、ブランド化された産品=干し柿の生産工程に関われる農作業体験ツアーはどうか。

オーナーからのメッセージ

ワークショップを経て、私たちメンバーがここに通いながら毎回感じている、この集落の素晴らしい景色と風景、ここでの四季の営み自体が、ストーリーとして貴重な価値を生むのではないかと思いました。

今後も四季を通じた農作業体験活動を開催する予定ですので、ぜひ新着情報をチェックしてくださいね!
★次回は1~2月、剪定の時期に活動を予定しています。

このレポートのプログラムはこちら

この活動レポートのコメント

質問やオーナーへのメッセージなどをコメントしていただけます。
気軽に投稿して、オーナーや他のサポーターの方との交流をお楽しみください!

Inline Feedbacks
コメントをすべて表示

オーナー情報

オーナー情報
M20なかみちベース
活動目的
島根県松江市の東部、東出雲町山郷で古民家と畑の再生にとりくんでいます。 そこは干し柿で有名な里、「畑(はた)集落」。 しかし先輩方はどんど ん高齢化し、担い手は年々減少しています。 こに明治20年、築120年の母屋と柿畑があります。 そのまま放っておけば廃屋と耕作放棄地になる。。。 ならばこの古民家と畑を再生して、山里に人が集う場を作りたい! そう思い、2021年末からこのPJを始めました。
活動実績
2021年~ 古民家(母屋)の再生・DIY活動 2021年~ 柿畑の再生 2022年春 崩壊していた離れ・納屋解体 2022年夏 納屋跡地にBBQ小屋をDIYで建設 2022年秋 初の収穫体験ツアーを実施(東出雲間観光様)       秋の畑カフェ実施 2023年春 たけのこ収穫体験ツアー実施 2023年秋 収穫体験ツアー開催(一般社団Expe様、東出雲間観光様、神社ガールズ研究会様) 2024年度 五右衛門風呂づくり(進行中)
活動への想い
■このPJのきっかけ  島根県東部の山里、かつて祖母と父が暮らしていた土地。  そこに築100年の古民家と柿畑がある。  放っておけば廃屋と耕作放棄地になる日が近い。  そこは干し柿で有名な里。  しかし先輩方はどんどん高齢化し、担い手が年々減少している。 ■実現したいこと  この場所を活かし、古民家と畑を拠点とし山里に人が集う場を作りたい。  ・ 古民家の再生 1軒丸ごと修復し、人が集える拠点をつくる  ・ 柿畑の再生   畑を復活させ、農作業の喜びを体験できる場をつくる  ・ 集落の活性化 山里に人が集い、集落と農の未来を活性化する  ■実施企画  ・ 山里に人が集い、思いを実現できる活動を実施する    - 干し柿だけでなく、現代の嗜好にあった商品開発    - エコツーリズムとして、年間を通じた農作業体験ツアーを企画・実施    - 古民家&近隣柿小屋でのた体験宿泊、企業研修の場としての活用etc  ・ 高齢化が進む集落を支え、里×農の未来を作る    - 後継者がいない畑の持続支援、繁忙期の援農    - 体験ツアーによる関係性構築、2拠点居住・移住の促進 etc
団体HP、SNS情報など
松江市

松江市は、北部に大山隠岐国立公園に指定されている島根半島の景観美しいリアス式海岸、中央部には水鳥の生息地として国際的に重要なラムサール条約湿地に登録された中海・宍道湖、南部には中国山地に至る緑豊かな山々を有する、海・山・緑に囲まれた自然豊かな地域です。素晴らしい景色と古くからの歴史、文化を備え、昭和26年(1951年)から国際文化観光都市として観光や国際文化の振興に取り組んでいます。

安来市

安来市は島根県の東端にあり、山陰地方のほぼ中央に位置しています。西は県都松江市に、東は商都米子市(鳥取県)に隣接しています。緑豊かな山間地から、中海に面する都市部にいたるまで様々な表情を持っており、農業と製造業が盛んなまちです。良質な米やイチゴ、葉物野菜の一大生産地であり、中海沿いには高級特殊鋼を利用した金属加工業を中心とした、多様な産業が集積しています。また、買い物や医療環境も充実しています。生活や子育てにちょうど良い安来市で新しい生活を始めませんか。

出雲市

出雲市は、日本海、宍道湖に面し、斐伊川、神戸川により形成された出雲平野を中心として、北部は国引き神話で知られる島根半島、南部は中国山地で構成される、水と緑豊かなまちです。古代日本国誕生のロマンに溢れる出雲神話のふるさととして、出雲大社をはじめとする多くの歴史的・文化的遺産を有する一方、医療・福祉の充実、近年の道路整備や商業集積の進展により、快適な住空間を形成しています。 同時に出雲縁結び空港、河下港、山陰自動車道と環日本海交流の機能も担える交通拠点でもあります。

雲南市

雲南市は、県庁所在地の松江市と出雲大社のある出雲市に隣接する人口およそ4万人のまち。季節を迎えるゆったりとした空気や、あくせくすることを忘れてしまいそうな「のんびり感」がまちの中を流れている場所です。雲南市では、自らの地域を良くしていこうと地域自主組織による地域づくり「大人チャレンジ」、保幼小中高一貫したキャリア教育「子どもチャレンジ」、さらに志ある若者による地域課題解決に向けた活動「若者チャレンジ」が活発化しています。この3つのチャレンジを連鎖させ、10年後も、20年後も市民みんなで支え合い、いきいきと暮らせる魅力あるまちづくりに挑戦しています。

奥出雲町

奥出雲町は、島根県の東南端に位置する山に囲まれた里山の町です。スサノオノミコトが降臨したと伝えられる出雲神話発祥の地で、神話ゆかりのパワースポットが数多く残っており、古くから「たたら製鉄」で栄え、今でも世界で唯一、たたら操業を行い、日本刀の原料となる「玉鋼(タマハガネ)」を生産しており、「出雲國たたら風土記」として日本遺産に登録されました。また、豊かな自然と気候で育まれたお米は、東の「魚沼」、西の「仁多米」といわれる程とても美味しく、奥出雲町のたたらから育まれた循環型農業は日本農業遺産に認定されています。そして、斐乃上温泉、佐白温泉、亀嵩温泉の三つの温泉があり、これを「奥出雲美肌温泉郷」と呼びます。奥出雲町にあるのは、自然と昔ながらの暮らしと人々のやさしさです。

飯南町

周囲を千メートル級の山々に囲まれた高原のまち飯南町。夏は涼しく、冬は雪景色に覆われる自然豊かなまちです。良質な米や野菜の産地としても知られています。
子育て環境、教育環境の充実にも力を入れており、毎年たくさんのUIターン者が移住しています。「住みたい田舎」ベストランキング2020では、中国地方において総合部門1位を獲得。ちいさなまちだからこそ、一人ひとりに出番と役割があり、一人ひとりが輝けるまちです。

大田市

大田市は島根県の中央部に位置する拠点都市です。世界遺産「石見銀山(いわみぎんざん)遺跡」をはじめ、世界遺産内の温泉街「温泉津(ゆのつ)温泉」、大山隠岐国立公園指定の「三瓶山(さんべさん)」など自然や文化、歴史が残っています。宝島社認定第3回日本「住みたい田舎」ベストランキング総合1位を獲得。移住・定住促進に力を入れています。

美郷町

「美しい郷」の町と書いて美郷町(みさとちょう)。文字通り町内には中国太郎と呼ばれる雄大な「江の川」が貫流し、長い年月をかけて形成された四季折々の美しい田舎風景が広がります。また、「神々の国島根」ならではの神話を題材とした「石見神楽」も盛んな、自然・歴史・文化に満ちあふれた田舎町です。

川本町

川本町(かわもとまち)は、島根県のほぼ中央に位置し、町域を流れる江の川の水運により、古くから栄えた小さな町です。人口約3,300人ですが、豊かな自然や文化のほか、特色ある教育環境があり、子育て環境の充実にも取り組んでいます。子供〜大人まで世代を超えた交流にも力を入れています。

江津市

江津(ごうつ)市は、島根県の中央やや西よりに位置し、中国一の大河「江の川」が注ぐ、日本海に面した場所に位置します。 山陰気候のなかでも比較的北九州型気候に近く、冬季の積雪も少なめです。人々の気質は、一般的に人懐っこくてお節介なため、移住された方々を寛容に受入れてくれます。また、お年寄りや子どもは純朴でかわいらしいのも特徴。

邑南町

邑南町は島根県のほぼ中央部にあり、人口約10,600人で総面積の8割を森林が占める田舎町です。豊かな自然条件に恵まれ、東に江川が流れ、県立自然公園に指定されている断魚渓、千丈渓などの景勝地があります。自然環境のよさを象徴する国の特別天然記念物オオサンショウウオ(ハンザケ)や源氏ボタルが多く生息しています。「田舎」が有す豊かな自然資源やそれらに育まれた恵み豊かな食文化、固有な伝統文化を大切にし、町全体が一体となるよう「和」のまちづくりを目指しています。

浜田市

日本海に面した島根県西部に浜田市はあります。浜田自動車道に直結しており、広島市中心部へ約1時間30分と、都市部へのアクセスは抜群です。また、浜田圏域の地域医療の拠点として浜田医療センターや、地域の活性化と発展に寄与する人材育成を目指している島根県立大学などがあり、都市基盤、生活基盤、自然環境が調和した島根県西部の中心都市です。
海が見える暮らし、山の緑に抱かれた暮らしなど、浜田市で自分のライフスタイルにマッチしたまちを探してみませんか。

益田市

益田市は、北は日本海を望み、南は中国山地が連なっている自然豊かなまちです。益田市を流れる清流・高津川はダムのない一級河川で、何度も水質日本一(国土交通省調査)を獲得しており、沿岸では天然物の大型のハマグリが安定して漁獲されています。また、温暖な気候のため農作物がよく育ち、メロン、トマト、ぶどう等の栽培が盛んです。匹見地域ではわさび、美都地域ではゆずの栽培も盛んです。益田市は、歌聖・柿本人麿や画聖・雪舟の終焉の地としても知られています。

津和野町

津和野町は島根県の西の端に位置しており、旧津和野町と旧日原町の合併により平成17年に誕生した町です。旧津和野町は現在も城下町の面影を残し、歴史遺産と多くの伝統文化に恵まれており、「山陰の小京都」としていまなお多くの観光客が訪れています。旧日原町は清流・高津川を中心とした自然豊かな町で、鮎やツガニなどの川の幸に恵まれています。

吉賀町

吉賀町は、平成22、23、24、25年度、水質日本一を達成した1級河川高津川の水源を有し、安蔵寺山をはじめとした西中国山地の山々に抱かれた山間地で、広島・山口・島根の3県の県境に位置します。古くは津和野街道の宿場町として栄え、現在も中国自動車道六日市ICや国道187号など、山陰と山陽をつなぐ広域交通網の重要な役割を果たしています。長い歴史を持つ有機農業を推進するとともに、高津川流域の環境保全・資源活用によって循環型社会の形成に取り組んでいます。

隠岐の島町

時に優しく時に厳しい表情を見せる母なる海。神秘的な深い森。神も宿るほどの巨木たち。紺碧の日本海に囲まれ「隠岐の島町」には、豊かな自然に培われてきた人情が息づいています。
時代の流れとともに人々の暮らしは変わっても、ここには今も昔も変わらない島の心があります。島に住む人、島を離れた人、島を訪ねる人みんなにとってかけがえのないふるさとでありつづけます。

海士町

島根半島から沖合約60Km、日本海に浮かぶ隠岐諸島の一つ「中ノ島」を「海士町」といい、面積33.52km2、周囲89.1 kmの1島1町の小さな島です。対馬暖流の影響を受け豊かな海と、日本の名水百選にも選ばれた天川の水をはじめとする豊富な湧水に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の島です。承久の変で、隠岐国へ配流となった後鳥羽天皇がその生涯を閉じるまで過ごした島として知られます。

西ノ島町

日本海にある隠岐諸島は有人島が4つあり、2番目に大きな島が西ノ島です。西ノ島町は、漁業・観光・畜産の3つを基幹産業とし、漁業を中心に多くのIターン者が移住しています。
漁業就業者以外のIターン者を含めると約690人となり、人口の24%となっています。また、きめ細かな福祉に取り組んでおり、田舎の良さを生かしたまちづくりに取り組んでいます。

知夫村

知夫村は、隠岐諸島のひとつ知夫里島(ちぶりじま)にある人口640名程の小さな離島であり、島根県で唯一の村です。近年、村のUIターン政策や都会の子供を受け入れる島留学などにより、移住者が増加しています。美しい海と牛が放牧されている牧歌的風景、そして小さな離島ならではの地域住民との交流が自慢です。離島に興味のある方、移住を検討されている方、一度訪れてみませんか?

ここからはじまる、あなたと島根の新しい関係 ストーリー

しまっち!オフィシャルSNS

先頭に戻る