活動レポート
大自然の真っただ中でボランティア清掃活動
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- お子様連れ歓迎、学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- ちから仕事で貢献する、地元の人と交流する
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、地域の付加価値を高める

世界に誇る自然遺産が残る町、法田地区
私たちが住む松江市美保関町「法田地区」は人口51人・高齢化率59%の小さな集落で、大山隠岐国立公園のある島根半島東部に位置します。島根半島・宍道湖中海ジオパークの中にあり、付近にはジオサイトである「法田波食棚」があります。
今、自治会では自分たちの集落が持つ自然環境をどうやったら活かせるか、その方法を模索中。
これまでには、海洋生物の観察会の会場として、また島根県「みんなでつくる身近な自然観察路」選定地域として地域外の人を受け入れてきました。そして今回、初の試みとして清掃活動プログラムを企画。その時の様子をご紹介します。

当日の様子
しまっち!サポーター4人を含む、総勢62人の様々な背景の方達が参加。地区住民と地区外の人とが交ざり、同じ目的で協力し合えた感動的な光景でした。
清掃予定の入江に加えてもう一つの入江を、参加者の判断で清掃実施するハプニング。「そこは予定外です」とも言えず、2つの入江を無事終了できました。

プログラムを開催してみて
当初は20名程度の予定でした。前日までに50名の参加があるのは分かっていましたが、当日集計するとなんと62名。飛び込みで参加した人、当日の様子を見て、その場で参加された人の姿もちらほら。
名前を知らぬ人が同じ目的で交ざり合う、地区民と地区外の人が交ざり合う光景に不思議な感覚を覚え、そして過疎の村の課題解決の可能性を感じました。

参加者について
受付で名簿に記入して頂いた人ばかりですが、初めて顔を合わせる方も多く、顔と名前が一致しない方も。改めて参加者リストを見返すと、出雲のシーカヤックチーム7人、米子の人、島根町の人、松江の人、もちろん美保関町内の人、少年野球チーム17人(中海スピリッツ)、総勢62人でした。

参加者の声や感想
「盛況だったね」「良い雰囲気だった」「又参加します」「感動した」「うちの地区でもやりたい」など、たくさんのコメントが寄せられました。中には参加するにあたり、「釣りをするんですがその際海岸のゴミ、漂着物がとても気になっていました。見つければ拾っているんですが1人ではキレイになるわけもなく・・・。大勢で力を合わせればと思い参加させていただきました。」という心強いコメントも。
普段ひと気のない地区民51人の小さな村。そこへ住民より多い62人が押し寄せたことに、限りない可能性を感じた一日でした。

オーナーからのメッセージ
さまざまな繋がりの中、参加していただいた方たちに直接御礼を言えずにいますが、これは始まりです。地区が少しずつ変わっていく様子を見守っていただけるように、今後も関わってもらえるようにしていきたいと思います。
改めまして、みなさま参加していただき、ありがとうございました!
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- 法田区自治会
- 活動目的
- 地域の地縁団体です、日々の暮らしを考えるだけではもうこの地区は消滅してしまいます、豊な自然環境を生かして新しい価値を再確認し、ここに住むことの誇りを取り戻す活動です。
- 活動実績
- 伝統行事、公民館活動、行政対応、など日々日常の生活の自治
- 活動への想い
- 日々の自治活動だけではこの地区は消滅してしまいます、自治はもちろんのこと、ここにある資源を生かして新しい価値を再確認し、ここに住むことの誇りをとりもどしたい。この地区に関わる全ての人々、又新しくこの地区に関わりの持てる人々にこの地区の魅力、特に豊かな自然環境を介しながら交流できれば、又別の新たな価値が生まれこの地区の可能性が拡がるといいなと想う。
- 団体HP、SNS情報など
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