活動レポート
地域と出会う、体験する、学ぶ、そして繋ぐ『津和野カレッジ』プログラム「映像LAB」を開催しました
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- 学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根の○○を学ぶ
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、移住・交流の促進、地域の付加価値を高める、人材育成、地域経済への貢献
映像を通して津和野の「今」を切り取る
こんにちは、津和野を拠点にして「学び」でまちづくりを行なっている一般社団法人津和野まちとぶんか創造センター(TMC)です。私たちは「キャンパスのようなまちづくり」をスローガンに、「学び」を軸とした中高校生、大学生、社会人、専門家が協働して行う地域づくりを実践。昨年の準備期間を経て、今年から津和野町や他地域の課題解決に向けたプロジェクトをつくるLABで構成された「つわのカレッジ」をスタートさせ、現段階で6つのLABで活動しています。
今回サポーターを募集したのはそのLABの一つ「映像LAB」。2023年12月1日(金)、2日(土)で開催する国際地域会議『津和野会議2023』にあわせてサポーターの募集を行い、映像LABチームとともに、各会場を回りながら撮影やサポートをしていただきました。
1日目は、2023年にオープンしたばかり、もしくは現在建設中のカフェやゲストハウス、ギャラリーなどをめぐるツアーを開催。オープンに至った経緯、その場所に込められた店主の思い、開店後の様子などを聞いたり、施設をじっくり観察したり。津和野の町で芽吹き始めている新たな動きにふれた参加者のみなさん。映像LABではその様子をチーム写真や映像で収めました。
2日目は津和野会議本番。中学生から大人まで、約130名の参加者が集う国際地域会議にて撮影。午前中は藩校養老館にて行われた登壇者によるトークセッション、午後は町中の会場で開かれる分科会にて、各会場で映像の撮影と音声録音を行いました。それ以外にも、同時進行していた「津和野カレッジ」のもう一つのプログラム「フードLAB」チームの調理場の様子、夕方のコンサートのリハーサルの様子、会議終了後、打ち解けた参加者同士が談笑している様子、そしてボランティアとして一生懸命に動いてくれた高校生や大学生の姿・・・。一つ一つのプログラムの内容、そしてその運営に関わる多く人の姿をカメラに捉えていきました。
サポーターの声を一部ご紹介
- 県外に住んでいますが、島根県の高校を卒業し、このようなプログラムに関わる関係人口としてこれからも活動したいと感じました。
- 津和野町の文化が草の根的に芽吹いていく重要な拠点と考えて、積極的に町の方々と交流していきたい。
最後に
今回サポーターの方々のご協力もあり、たくさんの写真、動画素材が集まりました。地域に多くの人が集まった津和野会議でなにが行われたのか、年齢も仕事も活動場所も異なる人々が集うことで何が起きていたのか、それらを一つのアーカイブ動画としてこれから制作していきたいと思います。ありがとうございました。
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- 一般社団法人津和野まちとぶんか創造センター
- 活動目的
- 津和野をはじめ、地域のまちづくりのあり方をともに考え、活動するために、津和野を拠点に「学びづくり」「場づくり」「関係づくり」、そして「生活環境の向上と新・地場産業の生成基盤」事業に取り組んでいます。
- 活動実績
- 2017年に当団体の前身である「津和野スクール」が発足してから、津和野町内の学校の授業支援や、町中で展開する独自の教育プログラムを通し、子どもたちの好奇心を喚起し、実践的な学びとその環境づくりを行なってきました。同時に、地域の未来を考える対話の場をひらき、町民や移住者、中高生、そして関係人口とこれからの町のあり方ついて考えてきました。 ・旧津和野藩家老多胡家屋敷と庭園を公開(2018) ・島根県立津和野高等学校の「総合的な探究の時間」サポート(2018〜) ・国際地域会議「津和野会議」(2019〜) ・活動をより本格化するため一般社団法人化(2020) ・津和野高校生とともに「空き家活用プロジェクト」実施(2020) ・高校生と改修した空き家(TAGO HOUSE ANNEX)が、日常的に高校生や大学生、地域の人が訪れる地域の拠点となる(2020) 国際地域会議「津和野会議」を2019年から毎年12月に開催しています。その連携事業として「つわのカレッジ」を2023年から開始。 合わせて、活動拠点となるコミュニティカフェ、長期宿泊が可能なゲストハウスを整備中。
- 活動への想い
- TMCはこれまでの教育活動を基盤に、民間の力を集め、まち全体で世代を超えた人たちが参加できる学びの場のデザインを行い、「学びのまち」という、津和野の旧来の地域価値を復興し、産業振興、文化の創造にも波及する事業を目指し活動していきます。 私たちが目指す津和野の未来は、子ども達から社会人まで学べる、まち全体がキャンパスのようになった、「学び」が中核となったまちのすがた。 世代を超えて様々な人々の「学び」に、「歴史・伝統的な津和野」が生き生きと活用され、未来に向けた「創造的な津和野」へと転換していくこと。 それがTMCが描くVISIONです。 つわのカレッジは現段階で、このまちLABの他、フード、アート・文化、メディア、産業の5つのLABを並行させ、それぞれ連携し合っています。まちLABだけでなく、より多視点でまちを見るスコープを備えて、地域のポテンシャルを見つけ出していきたいと思います。
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