活動レポート
2025年度の焼酎づくりがスタート!親子連れ含む16名参加で賑やかに
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- 学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、ちから仕事で貢献する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、地域の付加価値を高める、人材育成、その他

松江市・大根島で「循環型社会」にチャレンジ中
私たち認定NPO法人自然再生センターは、宍道湖・中海を中心に、この場所から持続可能で人々が集う豊かな水辺づくりを推進しています。
環境保全活動を行いながら、最近は地域住民を巻き込んだ「オゴノリング」を実践中。「オゴノリ」とは中海でとれる藻類のこと。私たちはこのオゴノリを活用し、かつてあったような環境・人・お金の循環を再構築することで、中海のもたらす恵みの循環を、持続可能な形で次世代に残したいと考えています。

現在、オゴノリをまいて土壌改善した畑で、無農薬の枝豆やさつま芋などを栽培中。種まきから収穫まで畑でイベントをしたり、できた作物を販売したり。お店に購入してもらいストーリーのある商品にして、たくさんの方々にお届けすべく活動しています。
昨年度の「オゴノリング」プロジェクトから、新しい取り組みとして、海藻の利活用でつくる芋焼酎プロジェクトをスタート。
「芋焼酎プロジェクト」では畑でのイベント3回(苗植え・草取り・収穫。延べ35名参加)、地元酒造『稲田本店』さんでの作業3回(芋切り2回・ラベル貼り1回。延べ10名参加)を開催。参加者の中には芋焼酎完成に向けて、年間を通して活動していただけた方もおられました!

2025年度のオゴノリング大作戦は「リトリート」も楽しむ芋焼酎プロジェクトに
昨年度実施した「芋焼酎プロジェクト」をパワーアップ!
サツマイモを育て芋焼酎をつくり、さらに焼酎をみんなで呑み、自分を見つめ直す、一泊の非日常体験が楽しめる「リトリート」もセットに。
畑作業をすることで汗をかき、自然を存分に感じながら清々しい気分になって、エネルギーをチャージ。自然にもやさしく、自分にもやさしくしたい方に一泊のリトリート気分を味わっていただく内容です。
先日、5月10・11日には記念すべき今年度1回目のプロジェクトを開催。当日の「芋の苗植え」の様子をご紹介します。

当日の様子
今回は当団体の松本理事長が初参加(頑張ってましたが筋肉痛間違いないですね。笑)。天候にも恵まれ、サポーターも多数集まり、絶好の苗植え日和となりました。
ですが実は前日9日、肝心の苗がお店の不手際で夕方までに届かないというアクシデントが!まさかの出来事に別のお店にダメ元で相談したところ、ご厚意で調整していただき、何とか手配することができました。
そもそも苗がなければ、イベントができないこともあり、改めて人の温かさ、ありがたさが身に沁みたハプニングでした。

この日のおやつはイチゴ。苗を準備いただいたお店で見つけ、みなさんに振る舞いました。野性的な甘さのあるイチゴ、とってもおいしかったです!

プログラムを開催してみて
当日は雨こそ降らないものの風が強く、暑さ対策ではなく寒さ対策が必要なほど。けれど作業が進むと参加者同士で打ち解け、初めての方のおしゃべりが弾んでいたのが印象的でした。自然の中での作業は、心も開かれるのだとほほえましかったです。
大人の数が多かったので、休憩を取りながらでも苗植え作業は2時間半とスムーズに進行。500hの苗があっという間に植えられました!これからの草取りなども気にかけていただけるとありがたいです。


参加者について
集まったサポーターは、松江・雲南・米子の山陰両県からの参加。しまっち!だけでなく、全員で16名が参加してくれました。
小学生の親子連れも2組おり、親子で楽しそうに作業をしておられたのがほほえましかったです。


参加者の声や感想
午前のお芋の苗植えに娘と参加しました!作業中は自分でどんどん仕事を見つけて一心不乱に働く娘。楽しかったとのことで、また機会があれば参加したいです♪草取りや収穫など興味がありますので、また参加させていただきたいです。いろいろな方と話ができ楽しく半日過ごせました!

オーナーからのメッセージ
リピーターの方、初めましての方、人生初のサツマイモ苗植えの方、様々な方々がオゴノリング農場にお集まりいただき、ありがとうございました。
これから大きくて甘いサツマイモを作って、『稲田本店』さんの杜氏さんに焼酎に醸していただきましょうね。
焼酎づくりも参加できますのでお楽しみに!
引き続き参加者募集中!
次回は7月初旬に草刈りの応援をお願いしたいです。7月最初の土日のいずれかになると思います。きっと、びっくりするほど草が伸びていることでしょう。開催日はまだはっきりしていませんが、たくさんの方のご参加がうれしいです。少しでも興味のある方は、下記のプログラムページをぜひチェックしてください!
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- 認定NPO法人自然再生センター
- 活動目的
- 「未来につなげ、ふるさとの水辺」 私たちは、住民・企業・行政・専門家等と連携し、 中海・宍道湖を含むこの流域の自然環境の再生と、かつての湖と人々の親しい関係を再構築するための活動を行うことにより、 豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現に貢献することを目的とします。(定款第3条 目的より)
- 活動実績
- 平成18年4月 団体設立 平成19年4月 NPO法人取得 平成19年6月 中海自然再生協議会設立 平成25年1月 認定NPO法人として島根県より認可 平成30年1月 認定NPO法人として更新 令和5年1月 認定NPO法人として更新 平成19年度から中海自然再生協議会準備会を設立、20年度からは協議会事務局を担当し、全体構想の策定に中心的な役割を果たしています。 中海浚渫窪地の埋戻し実証事業、海藻や水草の循環利用、二枚貝復活に向けた調査研究、子ども達や地域の方々に中海に関心をもっていただく普及啓発活動、中海・宍道湖の魚介類の利用促進を行っています。
- 活動への想い
- 「中海・宍道湖の自然再生 人と水辺を結び直す」 恵みの豊かな水辺に人が集うことで、 暮らし、文化、経済が生まれます。 宍道湖・中海を囲む 出雲、松江、安来、米子、境港も 多くの水辺の恩恵を受けてきた街です。 十分豊かに見える宍道湖・中海ですが、 そこに以前のような豊かさはありません。 実際、子どもの頃よく食卓に出ていた中海の特産物である赤貝が、 今ではいつしか目にしなくなっています。 損なわれた豊かさは 人と水辺の間に距離をつくり、 文化の衰退や経済循環の減速にもつながりました。 「以前の豊かさを取り戻し、人と水辺を近づけたい」 自然再生センターはこの想いをビジョンとして活動しています。 センターの活動が始まって16年、 現在、中海浚渫窪地埋め戻しの実証事業など環境保全活動を行いながら、 並行して住民を巻き込んだ「オゴノリング(ローカルSDGs)」も行っています。 オゴノリングの輪を広げる活動を行なってきたことで、水辺に関わりを持つ人が増えてきています。 しかし、わたしたちの理想とする 「人と水辺」にはまだ遠く、多くの課題があります。 多くの方に活動を知っていただき関わっていただくことで、 中海宍道湖の自然再生に向けて波及していくものがあると思っています。
- 団体HP、SNS情報など
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