活動レポート
1月20日(土)に、ブラジルデーを開催しました!
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- お子様連れ歓迎、学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、ちから仕事で貢献する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根の○○を学ぶ、島根をPRする
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、移住・交流の促進、社会的弱者への支援、地域の付加価値を高める、地域経済への貢献
出雲市で活動しているイズモ・アグロブラジルです!
私たちは、地域課題となっている耕作放棄地を農地化し、出雲で生活している主にブラジルの方たちと、農業に携わる事業に取り組んでいます。
出雲の耕作放棄地を活用して、キャッサバなどブラジルで食べられている野菜を栽培し加工しています。
「農業を通じ多文化共生へ」グローバルな農園を目指します。
レストラン・パイゾンで、1月20日(土)に、ブラジルデーを開催しました!
この日は、ブラジルの食文化体験、キャッサバを使った料理や商品を紹介し、試食してもらいキャッサバの話で盛り上がろう!というイベントです。この機会にイズモ・アグロブラジルの畑、商品、活動の紹介ができたらと思って企画しました。一緒にこの「ブラジルデー」を運営していく仲間になってくれる方を募集したところ、しまっち!からは、5名のサポーターが来てくれました。
開催してみて
1月20日の「ブラジルデー」のなかみ
・キャッサバフライとキャッサバチップスの試食会
・商品やパッケージ、味などのアドバイス、意見をいただく
・ブラジル野菜の料理、調理法に関する質問など、座談会
・昼食にキャッサバプレートを食べて交流(食事@1000円)
・珈琲を飲みながら、団体の活動、農業についての動画を一緒に観てもらい交流
・参加者同士、スタッフ、お客さんとの交流
・ブラジルの会話集や本、地図など準備してブラジルについての紹介など
キャッサバやブラジル文化・食材を満喫していただけて良かったです。
沢山の方に来ていただいたので、レストランの駐車場がちょっと狭く、次回からは、別の駐車場をお借りするなど事前に準備が必要だなと思いました。サポーターだけでなく、一般の方に来ていただいたので、名刺や団体紹介のカードを用意し、イベント終了以降もご縁をつないでいただけるように準備をしておこうと思いました。
こんな方々に参加いただきました
今回、お手伝いに来てくださった5人のなかに、日系ブラジル人の方が居られ、ブラジル食材やブラジル文化などについてみなさんにレクチャーしていただいたりしました。
境港や雲南など、遠方からが参加いただいた方も2名ほどおられました。雲南からの参加者の方は農業従事者で代表のセルジオさんからキャッサバの苗を買って、自身の畑で実際にキャッサバをつくって、収穫したご経験がある方でした。
医大の学生さんも2名ほど参加して下さいました。
皆さんから沢山コメントとアドバイスをいただいたので、今後に役立てていきたいなと感じました。
「キャッサバはとても日本人の舌に合う、食べやすい食材だ」
「キャッサバなどベジタリアンの方にお勧め食材だと思う」
「キャッサバチップスは塩味もいいが、砂糖も美味しいと思う」
「キャッサバはお腹に溜まるという感じが無く、美味しく食べやすかった。キャッサバフライはとてもとっつきやすいと思った。」
「店内のお菓子や野菜などの表示のしかたについて、アルファベットが筆記体になっているので読みにくい。」
⇒「活字体にして、日本語表記と説明もあるといいのでは」という提案。
「パッケージなど、無色透明で説明もないが、一目で「ブラジル料理」であることがわかるようなデザインのシールなど貼ってアピールすると印象が残ると思う」
「ケーキなどのお菓子は違う種類を2個入りで、半分にカットしたものを盛り付けて、パックにして売ってもいいと思う」など。
参加者の声(コメント)
★ブラジル料理を初めて食べました。
バッサムを使用した料理で、カレー、パン、キャッサバフライは、特にもちもちで食感がよく、また食べたい料理でした。
★参加者の方々の交流は、私にとって新鮮で興味深かったです。 機会があれば、また参加したいと思いました。
★パイゾンに集まる人とつながりができた。映像(動画)などを観て、パイゾンのしていることが明確に分かったのはよかった。
★キャッサバの料理に興味があるので、 今後、料理教室があれば参加したいです。
★鳥取県から参加しました。参加者の方々の職業、キャッサバの栽培、ブラジル料理に興味を持ちました。
地元で微力ながらキャッサバを拡めたいと思います。
★日本人向けブラジル料理のために具体的にみんなで話し合いたいですね。
などなど、うれしいコメントをいただきました。みなさん、本当にありがとうございました!
最後にメッセージ
今回、お手伝いを含め、ご参加いただいた方々に心から御礼を申し上げます。これをまたご縁として、今後も是非つながりをもってイズモ・アグロブラジルや加工(日伯農工株式会社)の活動をご支援くださいます様、よろしくお願い申し上げます。
是非、周りの方々にキャッサバやブラジル文化のお話しを広めて下さい。
次回のブラジルデーは2月20日(火曜)と平日ですが、お時間の都合がつく方で、お手伝いやご参加をお願いしたいと思って居ります。
いろいろな点を改善しながら、「食を通して」日本とブラジルの架け橋となるような交流をつくりだしたいと思っています。
ご関心のある方、リピーター大歓迎です、是非レストラン「パイゾン」へお越しください。
お手伝いに参加していただいた方々にはキャッサバのお礼を用意します。宜しくお願い申し上げます。
★次回プログラムについては、こちらで募集しています
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- イズモ・アグロブラジル
- 活動目的
- 〇出雲に定住を希望する日系ブラジル人の農業による副収入の創出に寄与し、地域定着を図ります。→プロジェクトの最初の5年間は試験的事業と位置づけ、日系ブラジル人の参加人数20人、栽培面積5haの規模を想定しています。 〇地域の耕作放棄地を農地化し地球環境美化にも貢献するとともに、持続可能な農業の確立もめざします。 〇地域の住民との多文化共生交流をめざします。 〇ブラジルで食べられているキャッサバなどの野菜を日本人コミュニティでも販売をめざし、新しい食文化の創造に貢献します。
- 活動実績
- 【1年目】 ふるさと島根定住財団から助成金を得て、トラクター、ハウスなどの農業設備を整え、約2haの耕作放棄地を畑に整地しました。ハウスは既存の農家さんが辞められ、放置されていたハウスの骨組みを借り受け、自分たちでビニールを張り、使用できるように整備致しました。 【2年目】 取れたキャッサバ、フェジョン豆、ケール、ビーツなどの野菜を使って、食品を開発することを始めました。栄養士の資格がある方に有償ボランティアで商品開発をしていただき、 キャッサバカレーなどを出雲市長さんにも試食していただき、高評価をいただきました。 また、出雲市内の学校給食にキャッサバなどを使っていただき、ブラジル食を子どもたちに提供させていただきました。 【3年目】 販路拡大のため、加工工場の入手を検討し、また、市内のスーパーなどのマーケットで販路拡大を企画、数店舗で置いてもらえるようになりました。また、キャッサバの苗も育成し地域の人々に販売、地域でキャッサバを育ってもらえる機会をつくりました。また、キャッサバフェステバル、マルシェ、料理教室などを企画し、キャッサバなどを使った食品の認知を図りました。また、キャッサバを使った焼酎を市内の酒造会社に依頼。 【4年目】 加工販売部門の新たな会社設立を計画し、現在進行中。 畑の規模も4haに拡大中。
- 活動への想い
- 米中貿易摩擦・コロナ禍による日系ブラジル人の雇用は大変不安定なものがあります。また、日本人コミュニティとの交流の少なさ、言葉の壁などによる就職機会の少なさなどがあるなか、出雲市在住の日系ブラジル人約3000人の3分の1は市内に定住を希望しています。不安定できつい派遣労働の傍ら、それでも出雲の地域での定住を望んで、「農業」とい新しい道で雇用を自らの手で開拓していきたいです。安全で安心な出雲の地域で子育てをして、祖父母の祖国である日本の地で、堅実な生活を築きたいといった思いがあります。そのためにも、日本社会に溶け込み、日本人の方々と協力しながら、高齢化・耕作放棄地増加などの日本の農業問題にも一石を投じ、貢献していきたいです。 稼げる農業を一刻も早く確立し、リーダー頼みではない仕組みづくりをしっかりと作っていきたいです。文化摩擦もお互いに譲歩し合いながら新しい地域づくりに貢献していきたいです。また、オーガニック農業を通じて自然にも人間にもやさしい、地球の生態系をできるだけ壊さないような新しい農業の確立にも貢献していきたいです。
- 団体HP、SNS情報など
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