活動レポート
レストラン・パイゾンで2月20日(火)に「ブラジルデー」を開催しました!
いいね!で応援する
この活動レポートの登録情報
- 対象
- お子様連れ歓迎、学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、ちから仕事で貢献する、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根をPRする
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、社会的弱者への支援、地域の付加価値を高める、人材育成、地域経済への貢献
イズモ・アグロブラジルです!
私たち、イズモ・アグロブラジルでは、地域課題となっている耕作放棄地を農地化し、出雲で生活している主にブラジルの方たちと農業に携わる事業に取り組んでいます。
キャッサバやビーツなどの野菜を出雲で栽培・加工・商品化し、日本人とブラジル人の交流を促進。「農業通じ多文化共生へ」をスローガンに、グローバルな農園を目指します。
活動の詳細はコミュニティページをご覧ください!
今回のレポートは、ブラジルの食文化体験、キャッサバを使った料理や商品を紹介し、試食してもらいキャッサバの話で盛り上がろう!というイベントの紹介です。
初の企画として「親子でわくわくブラジルデー」と、子どもさんが参加できるようなワークショップ企画も用意していました。平日開催ということと、あいにくの雨で、思ったようには開催できませんでした・・・。
開催してみて
午後からのイベントでしたが、午前中に家族で参加された方がおられました。ワークショップの準備はできていたので、子どもさんに、好きに絵を書いてもらいました。とても素敵な絵です!
「親子でわくわくブラジルデー」は、土曜や日曜、また祝日など、参加しやすい日にちで再度設定して、やってみたいと思います。
2月20日の「ブラジルデー」ではこんなことをしました!
- キャッサバを使って作ったおやつの試食と販売。
- 昼食にキャッサバプレートを作って、食事としてキャッサバの食事を堪能してもらいました。
- お店に来店されるブラジル人との交流(少しですが、日本語とポルトガル語で)。
- 商品やパッケージ、味などのアドバイス、意見をいただく。
- ブラジル野菜の料理、調理法に関する話。ケールの漬物など試食。
- 参加者同士、スタッフ同士で直近の活動紹介などの交流。
- 新しいユニフォーム(エプロン)とのぼりを披露。
お手伝い、来場いただいた方々からのコメント・意見
「キャッサバは初めて食べた」
「キャッサバビスケットは、優しい味で子どもにもおすすめ」
「ケールの漬物は初めて食べた。白いごはんと合わせて食べたい!浅漬けとみそ漬けの2種類食べたが、浅漬けが好み」
「オレンジのユニフォームは、ポイントになって素敵」
「(のぼりは)イベントなどでも、すぐに見つけられそう!」
どんな方がサポーターとして参加してくれたか?
今回はしまっち!からの申込はありませんでしたが、前回参加されたサポーターからの紹介で雲南市から、農業に興味をもっている女性が参加してくれました。
また、口コミでブラジルデーの事を知って、顔を出してくれた家族や、お店のお客さんなど11名が参加してくれました。
今回の開催について振り返り
今回、平日の開催で、みなさん仕事もあり、なかなか参加が難しかったと思います。それでも、参加された方の紹介や、口コミなどで関心のある方が来てくれたのは嬉しかったです。
「自分の地域でも、農業がやりたい人がいるので、やり方を教えてほしい、学びたい」とか、「キャッサバ苗を植えてみたい」と言ってくださる方も出て訪問してくれたりなど、いろいろな展開があります。
自分たちの活動を、これからも情報発信していこうと関しています。ぜひ、みなさまも周りの方々にキャッサバやブラジル文化のお話しを広めてクダサイ!
今後に向けて
今後もいろいろスケジュールがあります。詳細内容が決まり次第、コミュニティページに載せます。よかったら、お手伝いにきてくださいね。スタッフみんなでお揃いのユニフォームを着て頑張ります!
直近のイベント・プログラム
3月3日(日):キャサバの料理教室
3月5日(火)・6日(水):ラピタまつりのイベント出店
3月16日(土):出雲ドーム ディオッサ出雲FC試合 イベント出店など
お時間の都合がつく方で、お手伝いやご参加をお願いしたいと思っております。関心のある方、リピーター大歓迎です!よろしくお願い申し上げます。
このレポートのプログラムはこちら
オーナー情報
- オーナー情報
- イズモ・アグロブラジル
- 活動目的
- 〇出雲に定住を希望する日系ブラジル人の農業による副収入の創出に寄与し、地域定着を図ります。→プロジェクトの最初の5年間は試験的事業と位置づけ、日系ブラジル人の参加人数20人、栽培面積5haの規模を想定しています。 〇地域の耕作放棄地を農地化し地球環境美化にも貢献するとともに、持続可能な農業の確立もめざします。 〇地域の住民との多文化共生交流をめざします。 〇ブラジルで食べられているキャッサバなどの野菜を日本人コミュニティでも販売をめざし、新しい食文化の創造に貢献します。
- 活動実績
- 【1年目】 ふるさと島根定住財団から助成金を得て、トラクター、ハウスなどの農業設備を整え、約2haの耕作放棄地を畑に整地しました。ハウスは既存の農家さんが辞められ、放置されていたハウスの骨組みを借り受け、自分たちでビニールを張り、使用できるように整備致しました。 【2年目】 取れたキャッサバ、フェジョン豆、ケール、ビーツなどの野菜を使って、食品を開発することを始めました。栄養士の資格がある方に有償ボランティアで商品開発をしていただき、 キャッサバカレーなどを出雲市長さんにも試食していただき、高評価をいただきました。 また、出雲市内の学校給食にキャッサバなどを使っていただき、ブラジル食を子どもたちに提供させていただきました。 【3年目】 販路拡大のため、加工工場の入手を検討し、また、市内のスーパーなどのマーケットで販路拡大を企画、数店舗で置いてもらえるようになりました。また、キャッサバの苗も育成し地域の人々に販売、地域でキャッサバを育ってもらえる機会をつくりました。また、キャッサバフェステバル、マルシェ、料理教室などを企画し、キャッサバなどを使った食品の認知を図りました。また、キャッサバを使った焼酎を市内の酒造会社に依頼。 【4年目】 加工販売部門の新たな会社設立を計画し、現在進行中。 畑の規模も4haに拡大中。
- 活動への想い
- 米中貿易摩擦・コロナ禍による日系ブラジル人の雇用は大変不安定なものがあります。また、日本人コミュニティとの交流の少なさ、言葉の壁などによる就職機会の少なさなどがあるなか、出雲市在住の日系ブラジル人約3000人の3分の1は市内に定住を希望しています。不安定できつい派遣労働の傍ら、それでも出雲の地域での定住を望んで、「農業」とい新しい道で雇用を自らの手で開拓していきたいです。安全で安心な出雲の地域で子育てをして、祖父母の祖国である日本の地で、堅実な生活を築きたいといった思いがあります。そのためにも、日本社会に溶け込み、日本人の方々と協力しながら、高齢化・耕作放棄地増加などの日本の農業問題にも一石を投じ、貢献していきたいです。 稼げる農業を一刻も早く確立し、リーダー頼みではない仕組みづくりをしっかりと作っていきたいです。文化摩擦もお互いに譲歩し合いながら新しい地域づくりに貢献していきたいです。また、オーガニック農業を通じて自然にも人間にもやさしい、地球の生態系をできるだけ壊さないような新しい農業の確立にも貢献していきたいです。
- 団体HP、SNS情報など
この活動レポートのコメント
質問やオーナーへのメッセージなどをコメントしていただけます。
気軽に投稿して、オーナーや他のサポーターの方との交流をお楽しみください!