活動レポート
芋焼酎の完成まであと少し!【海藻の利活用でつくる芋焼酎プロジェクト】
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この活動レポートの登録情報
- 対象
- 学生歓迎、おひとり様歓迎、初心者歓迎、だれでも可
- エリア
- 関わり方
- イベント等に参加する、ちから仕事で貢献する、スキルや知識を活かす、企画・運営に携わる、地元の人と交流する、島根の○○を学ぶ、島根をPRする
- 分野
- 地域コミュニティの維持、地域資源の活用、移住・交流の促進、社会的弱者への支援、地域の付加価値を高める、人材育成、地域経済への貢献
収穫したさつま芋を使ったオリジナルの芋焼酎
こんにちは!私たち「認定NPO法人自然再生センター」では、宍道湖・中海で環境保全活動を行いながら、地域住民と一体となり「オゴノリング」を実践中。豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現を目指しています。
今シーズンは、海藻の利活用の一環で芋焼酎プロジェクトを実施中!今回はついに芋焼酎の仕込み作業を行いました!大量に収穫できたさつま芋を、おいしい芋焼酎ができるように願いを込めて仕込みました。
まずは当日の朝、2日かけて収穫したさつま芋を運ぶところからスタート!
トラックを出してくださるのは賛助会員の株式会社佐藤組さん。朝7時から上乃木水草畑、大根島オゴノリング農場を経由し、仕込み作業場所と稲田本店さんへ向かいます!
現地には雲南市大東町の水草畑からもさつま芋が到着、その量1.5t!すべてを焼酎に仕込むことはできませんでしたが、大豊作となりました。
9時から早速仕込み作業を開始。まずは機械で芋を洗っていきます。洗い上がった芋は、両端や傷んでいるところを切り落とし、適当な大きさに切っていきます。
その後はさつま芋を蒸す作業。なんと一回目の芋蒸しは400㎏が定量!大変ですがひたすらに芋を切っていきます。
菜切り包丁でサクサク切っていくものの、大きいさつま芋が多くついつい力が入ります。無理に力で切ろうとすると、人差し指の付け根に負担がかかるらしく1時間もすると水ぶくれが…。見事なほどに参加者みんな同じところに水ぶくれができていました。
みんなで一生懸命さつま芋を切って、無事400㎏に到達!
1回目の蒸しは40分ほどで蒸しあがり、みんなで味見をさせてもらいました。収穫したての芋は本来あまり甘くないはずなのですが、蒸しあがった芋はホクホクほんのり甘みがあり、とってもおいしい!疲れた体にしみわたりました。
午後と2日目の午前中にも同じ作業を行い、そこからは稲田本店さんにお任せです。おいしい焼酎が出来上がりますように!
参加者さんからのコメントをご紹介!
- 元気なみなさんのおかげであっという間の時間でした!
- 滅多に経験できない貴重な体験に楽しく参加させていただき満足しています。
- こんなに大量の芋を切ったのは初めてで、とてもいい経験をさせていただきました!芋焼酎の完成が楽しみです!
ついにオリジナル芋焼酎の完成まであとわずか!
本プロジェクトに参加してくださった方の中には、苗植え・収穫と継続して参加してくださった方もおられ、とてもうれしく感じました。また、こうして継続して参加してくださることで、より活動を身近に感じてくださることにも心強さを覚えました。
今回のプロジェクトを立ち上げたことで今まで以上にたくさんの方に関わっていただき、私たちの中海・宍道湖を中心とした包括的な自然再生への想いを伝える機会も増えました。関わってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!
芋焼酎の完成は11月末を予定。11月22日にはラベル貼りを予定しています。みんなで完成を喜び、この焼酎をツールとして多くの方々に活動を知っていただき、仲間になっていくことができたらうれしいです!ぜひ焼酎ご賞味くださいね♪
詳しい情報や日々の様子をSNSにアップしていますので、そちらもご覧ください!
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オーナー情報
- オーナー情報
- 認定NPO法人自然再生センター
- 活動目的
- 「未来につなげ、ふるさとの水辺」 私たちは、住民・企業・行政・専門家等と連携し、 中海・宍道湖を含むこの流域の自然環境の再生と、かつての湖と人々の親しい関係を再構築するための活動を行うことにより、 豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現に貢献することを目的とします。(定款第3条 目的より)
- 活動実績
- 平成18年4月 団体設立 平成19年4月 NPO法人取得 平成19年6月 中海自然再生協議会設立 平成25年1月 認定NPO法人として島根県より認可 平成30年1月 認定NPO法人として更新 令和5年1月 認定NPO法人として更新 平成19年度から中海自然再生協議会準備会を設立、20年度からは協議会事務局を担当し、全体構想の策定に中心的な役割を果たしています。 中海浚渫窪地の埋戻し実証事業、海藻や水草の循環利用、二枚貝復活に向けた調査研究、子ども達や地域の方々に中海に関心をもっていただく普及啓発活動、中海・宍道湖の魚介類の利用促進を行っています。
- 活動への想い
- 「中海・宍道湖の自然再生 人と水辺を結び直す」 恵みの豊かな水辺に人が集うことで、 暮らし、文化、経済が生まれます。 宍道湖・中海を囲む 出雲、松江、安来、米子、境港も 多くの水辺の恩恵を受けてきた街です。 十分豊かに見える宍道湖・中海ですが、 そこに以前のような豊かさはありません。 実際、子どもの頃よく食卓に出ていた中海の特産物である赤貝が、 今ではいつしか目にしなくなっています。 損なわれた豊かさは 人と水辺の間に距離をつくり、 文化の衰退や経済循環の減速にもつながりました。 「以前の豊かさを取り戻し、人と水辺を近づけたい」 自然再生センターはこの想いをビジョンとして活動しています。 センターの活動が始まって16年、 現在、中海浚渫窪地埋め戻しの実証事業など環境保全活動を行いながら、 並行して住民を巻き込んだ「オゴノリング(ローカルSDGs)」も行っています。 オゴノリングの輪を広げる活動を行なってきたことで、水辺に関わりを持つ人が増えてきています。 しかし、わたしたちの理想とする 「人と水辺」にはまだ遠く、多くの課題があります。 多くの方に活動を知っていただき関わっていただくことで、 中海宍道湖の自然再生に向けて波及していくものがあると思っています。
- 団体HP、SNS情報など
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